矯正歯科治療は、受験勉強の妨げにならないでしょうか?

毎年多くの患者さんが矯正治療をしながら、中学・高校・大学受験にチャレンジしています。お子さんの不正咬合についてお子さん本人並びに保護者の方が、不正咬合の程度、矯正治療開始時期、使用される可能性のある矯正装置などについて正しい情報を得たうえで、それぞれの子供さんの受験勉強の中で矯正治療をどのように捕らえるか結論を出すことが必要だと思います。また、矯正歯科を専門とする先生に『受験終了後に矯正治療を開始することの是非』について尋ねていただくのも良い方法だと思います。

子供が矯正歯科治療を受けるのを嫌がっているのですが?

原則として嫌がるお子さんに対して矯正治療を行うことはできません。

しかし、お子さんの不正咬合についてお子さん本人が、不正咬合の程度、矯正治療開始時期、使用される可能性のある矯正装置などについて正しい情報を得るために矯正歯科を専門とする先生に相談されることをお勧めします。相談の結果、積極的に矯正治療を開始するお子さんもいます。

お子さんと矯正治療を担当する先生が、お子さんの矯正治療について直接話し合うことが最も重要であると思います。

金属アレルギーなのですが、矯正治療は受けられるでしょうか?

金属アレルギーの患者さんの矯正治療のために生体親和性の高い材料(金属アレルギーを起こしにくい材料)が開発されています。

例えば、生体親和性の高いチタンを主成分とする装置です。金属アレルギーのある方の矯正治療への道は開かれています。

いなげ矯正歯科医院では矯正治療を受けるにあたって金属アレルギーが心配だという方のために矯正治療開始前にパッチテストを行っています。

妊娠中も矯正治療は受けられますか?

妊娠の経過そのものに問題がなければ矯正歯科治療を継続は可能です。

ですが、もしあなたが妊娠中に矯正治療を始めようとお考えでしたら、出産後体調が落ち着いてから矯正治療を開始することをお勧めします。

顎の関節がガクガクしたり痛むことがあるのですが、矯正治療は受けられますか?

基本的に矯正治療は可能ですし、矯正治療を必要とする場合が多いと考えられます。矯正歯科を専門とする先生に相談することをお勧めします。

きっとその先生は、顎の関節を診察した上で悩んでいらっしゃる顎関節の状況について説明をし、必要に応じて治療を行います。

ただし、顎の関節がひどく痛んだりあるいは顎の関節の不具合で口が開かないような場合には、矯正治療を始める前に顎の関節を専門とする口腔外科の先生をご紹介する場合もあります。そのような場合には顎の関節の状態が改善された後に、矯正治療を開始します。

虫歯があっても矯正治療を受けられますか?

矯正治療前の検査や診断において、矯正医は、治療前に治しておくべき虫歯、治療中の方が治しやすい虫歯、治療後、新しい咬み合わせに合った詰め物に再製した方が良い部分などを判断します。

虫歯の程度によって、抜歯部位を考慮する場合もありますので、まずは、矯正歯科を専門とする先生にご相談いただくのがいいと思います。ただし、痛みがある場合は、すぐに治療を受けてください。

矯正治療は、歯を抜かなければならないのでしょうか?

そんなことはありません。歯を抜く場合と抜かない場合があります。

いなげ矯正歯科医院では、まず歯を抜かないで矯正治療が可能であるか否かを検討し、歯を抜かないで矯正治療が可能であると判断した場合には、歯を抜かずに矯正治療を行います。

しかし、歯を抜いた方が抜かずに治療するよりも治療成績が良いと判断した場合には、抜歯をします。歯の数が多いよりも、少なくても良好な状態である方が、80歳90歳まで歯の健康を守っていけると判断される場合には、抜歯をお勧めします。

矯正治療に向かない場合があるのでしょうか?

あります。それは、保護者の方が矯正治療を望んでも患者さんたる子供さんが矯正治療を拒絶された場合、あるいは虫歯になるリスクが異常に高い患者さんの場合などは一般的に矯正治療には向きません。

自分の歯並びが正常かどうか、相談や検査だけでもできるのですか?

当院では、相談するときに矯正治療をするかどうか決める必要は全くなく、まず、抱えている不安や疑問を解決することを優先していただく機会としていただいています。

いなげ矯正歯科医院において相談の時にどのようなことをするのかを詳しくお知りになりたい方は初診相談をご覧ください。

50才代でも矯正治療ができると聞きましたが、そんな年齢で必要な矯正治療とはなんですか?

歯を動かすうえで歯肉や歯槽骨(歯を支える骨)などに問題がなければ50才代でも矯正治療は可能です。このような年齢でおこなう矯正治療の多くは、補綴治療(ブリッジや入れ歯によって咬み合わせを回復する治療)を行いやすくすることを目的とした矯正治療です。

一方このようなお話もあります。

ご自分のお母様を介護していらっしゃる50才代の女性が「私が介護を受ける立場になったとき、このような凸凹の歯並びでは介護してくださる方が、私の歯を磨いてくださる時に失礼に当たります。」といわれて矯正治療を希望されてこられました。

人生の質を問うことの重要性を教えられたエピソードです。

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